取得費が不明な場合の対処法
2025/06/17
🏠 取得費が不明な場合の対処法
概算取得費5%ルール以外の認定方法を徹底解説
不動産売却時の取得費算出は重要な税務問題です
1. 登記簿謄本からの抵当権情報による推計
不動産の登記事項証明書(登記簿謄本)の権利部(乙区)に記載された抵当権設定情報から、購入時の価格を推計する方法です。
🔍 具体的な手順
- 登記事項証明書を法務局で取得
- 権利部(乙区)の抵当権設定記録を確認
- 抵当権設定額から購入価格を逆算
- 頭金分を加算して総額を推計
抵当権設定額 | 推計される購入価格 | 根拠 |
---|---|---|
2,700万円 | 3,000万円以上 | 頭金300万円程度を想定 |
4,000万円 | 4,500万円以上 | 頭金500万円程度を想定 |
2. 不動産業者による資料調査
購入時の不動産業者が現存している場合、当時の販売資料やパンフレット、契約書の写しなどを保管している可能性があります。
📋 確認すべき資料
- 販売時のチラシ・パンフレット
- 価格表や物件概要書
- 契約書の控え(業者保管分)
- 重要事項説明書
⚠️ 注意点
業者によっては古い資料を破棄している場合があるため、早めの問い合わせが重要です。また、業者が廃業している場合は後継業者を調査することも有効です。
3. 不動産鑑定士による過去価格算定
不動産鑑定士に依頼して、取得時点における不動産の適正価格を算定してもらう方法です。市場データや地価動向を基に専門的な評価を行います。
📊 算定に使用される資料
- 取得時点の地価公示価格
- 周辺の取引事例
- 建築費指数・物価指数
- 市街地価格指数
専門的な評価により客観性の高い取得費を算定
4. 金融機関記録による調査
住宅ローンを利用して不動産を購入した場合、金融機関に融資関連の書類が保管されている可能性があります。
📋 確認可能な書類
- 融資申込書(購入価格記載)
- 不動産評価書
- 融資契約書
- 返済予定表(元本額記載)
5. 公的資料による価格推計
各種公的な価格指標を用いて、取得時点の適正価格を推計する方法です。
📊 活用する指標
- 地価公示価格の推移
- 都道府県地価調査
- 固定資産税評価額の変遷
- 建築費指数(建物の場合)
⚠️ 税務リスクについて
市街地価格指数等による推計は、税務署から客観性に疑問を持たれる可能性があります。他の方法と組み合わせて根拠を補強することが重要です。
実務上の進め方
🚀 ステップ・バイ・ステップ
- 1登記事項証明書の取得・確認
- 2不動産業者・金融機関への問い合わせ
- 3複数の方法による価格推計
- 4最も合理的な金額の選択
- 5根拠資料の保存・整理
複数の方法を組み合わせることで、より客観性の高い取得費を算定することができます。税務調査に備えて、算定根拠となる資料は必ず保存しておきましょう。
💡 まとめ
概算取得費5%ルールは簡単ですが、実際の取得費が高額な場合は大きな税負担となります。 上記の方法を活用して適正な取得費を算定し、節税効果を最大化しましょう。 複雑な案件では税理士等の専門家に相談することをお勧めします。
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