空き家は放置しておくと危険!放置は避けて適切な方法で処分しよう!
2023/12/16
空き家を所有しているが、そのまま放置している方々へ。
放置した空き家を所有することは、見かけによらず多くのリスクが潜んできます。
その危険性を理解し、適切な処置を施すことが、将来のトラブルを未然に防ぐ鍵となります。
そこで今回は、空き家を放置する危険性と、空き家の処分方法について解説します。
□空き家は放置していると危険
空き家を放置するリスクについて解説します。
*老朽化が進行し、修繕費が膨れ上がる
空き家は人が住んでいないがゆえに、風通しが悪く、老朽化が加速します。
この老朽化が進行すると、再び住むためには大規模な修繕が必要となります。
その修繕費用は、通常の住宅よりもはるかに高額になるかもしれません。
結果として、放置していたことで予想以上の出費が発生する危険性があります。
*特定空き家に指定されるリスク
「空家等対策の推進に関する特別措置法」により、特定空き家に指定されると、地方公共団体から修繕や撤去の命令が出されます。
命令に従わない場合、強制的に代執行され、その費用が請求されることもあります。
さらに、この代執行費用は、自分で解体するよりも高額になる場合が多いです。
このように、法的な制約も厳しいため、放置は避けるべきでしょう。
*近隣住民への影響と賠償責任
放置された空き家は、環境を悪化させる可能性があります。
例えば、樹木や雑草が乱れて成長し、シロアリの発生源になるケースもあるでしょう。
これが原因で近隣住民に迷惑をかけた場合、賠償責任が発生する可能性があります。
特に、樹木が倒れて大きな損害を与えた場合、その責任は重大です。
□空き家の処分方法
1.売却する
空き家を売却する方法は、一番直接的な処分方法です。
しかし、売却には多くの条件が影響します。
立地や状態によっては、買い手が見つからない可能性もあります。
当社はお客様に寄り添いベストな売却を目指すので、空き家の売却を検討している方はお気軽にご相談ください。
2.解体する
解体して更地にする方法は、管理維持の手間を省けます。
ただし、解体には費用がかかり、土地の固定資産税が高くなる可能性もあるので注意しましょう。
解体は短期的な解決にはなりますが、長期的な視点も必要です。
3.賃貸に出す
賃貸に出す方法は、家賃収入が期待できる一方、修繕費用も発生します。
特に、状態が悪い場合は、借り手を見つけるのが難しくなる恐れがあります。
4.管理会社に依頼する
遠隔地にある空き家の場合、管理会社に依頼する方法もあります。
これには月々の管理費用が発生しますが、専門の管理が行われるため、安心感があります。
ただし、その費用も長期的には負担になる可能性があるので注意が必要です。
□まとめ
今回は、空き家を放置することの危険性と、それに対する処分方法を解説しました。
放置することで発生するリスクは多く、法的な制約や費用の面でも重大な影響があります。
処分方法もそれぞれに特徴があり、慎重な選択が求められます。
岡崎市・幸田町周辺で不動産売買のことで、お困りの際は当社までお気軽にご相談ください。