土地売却の鍵を握る!土地の査定についての知識とポイント
2024/03/17
土地の売却を考えている方の中には、土地査定の詳細や適正価格についての知識に不安をお持ちの方は多くいます。
適正な査定価格を知り、売却過程での適切な判断基準を得たい方々に向けて、この記事では土地の査定方法、その価値を左右する要素、適正価格の判断方法についてご紹介します。
□土地売却時の査定方法!自己評価と専門家依頼
土地を売却する際の査定方法は大きく分けて二つあります。
一つは自分で土地の価格を調べる方法、もう一つは不動産会社に依頼する方法です。
ここではそれぞれの方法についてご紹介します。
*土地の査定方法
1:自分で土地の価格を調べる
自分で土地の価格を調べる方法では、周辺の土地評価額や相場を基に価格を算出します。
参考となる公的評価額には、公示地価、基準地価、路線価(相続税路線価)、固定資産税評価額があります。
これらは国や自治体が決めた価格で、信頼できる数値ですが、正確な査定額は出せないため、目安としてのみ使用します。
2:不動産会社に依頼する
一方、不動産会社に依頼する方法では、簡易査定(机上査定)と訪問査定(詳細査定)の二つがあります。
簡易査定はインターネットや電話で行う査定で、おおよその土地の査定額を知れます。
訪問査定は不動産会社が実際に土地を訪れて行う詳細な査定です。
精度の高い査定額を知りたい場合は訪問査定を選ぶことがおすすめです。
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□不動産会社査定のポイント!土地価格を左右する要因
査定が高くなるポイントはいくつかあります。
ここでは不動産会社が土地査定を行う際に重視する10のポイントについてご紹介します。
*価格を左右するポイント
1:用途地域
用途地域は、さまざまな建物を建てられる地域であれば、用途の多様性が広がるため、価格も高くなります。
2:駅からの距離
駅から近い土地は査定額が高くなりますが、徒歩圏外の場合は影響が少なくなることもあります。
3:土地の面積・形状
利用規制が緩い場所では、個人の買主さんが購入しやすい30坪~60坪前後の面積の単価が高くなり、個人では購入が難しい広大な土地や利用規制が厳しい場所では、開発が難しく単価が低くなる傾向があります。
また、形状が整っている場合、価格が高くなる傾向があります。
間口が狭い土地や奥行きが長い土地は価格が下がることがあります。
4:道路との関係
角地や二方路地の土地は価格が高くなる傾向にあります。
道路に対して低い位置にある土地は価格が低くなることがあります。
前面道路の幅が狭いと容積率が下がり、土地の価格が下がる可能性があります。
5:土壌汚染・水害実績・高低差・近隣の嫌悪施設の存在
土壌汚染や水害実績・高低差がある場合、価格を大きく下げる原因となります。
近くに嫌悪施設がある場合は価格が下がる傾向があります。
□まとめ
この記事では、土地の売却に際しての査定方法と、不動産会社が行う土地査定のポイントについてご紹介しました。
自分で行う査定と不動産会社に依頼する査定の両方を理解し、適正な査定価格の判断基準を得ることで、安心して土地の売却に臨みましょう。