任意売却の進め方とは?成功させるためのポイントもご紹介!
2023/09/03
住宅ローンの返済が難しくなった時、住まいの売却を検討しますよね。
しかし、ローンの残債よりも売却価格が低い場合は、追加で資金を調達しなければ売却できません。
そんな時に、金融機関から了承を得て行う任意売却であれば、売却活動を進められます。
そこで今回は、任意売却の流れと、成功させるためのポイントについて解説します。
□任意売却の進め方
任意売却を進めるときには、8つのステップがあります。
1.現状把握・書類準備
任意売却を検討するときに初めに行うことは、自分の現状を把握することです。
現在のローンの滞納状況を把握しなければ、任意売却にどのくらいの期間が残されているかを把握できないからです。
また、建物や土地の状態が把握できる書類がある場合は、併せて用意しておきましょう。
2.不動産会社への連絡と相談
上記の準備と同時並行で、任意売却を依頼する不動産会社を探しましょう。
3.自宅の査定
任意売却をすることが決まったら、ご自宅がどのくらいの価値があるのかを確認します。
4.債権者との交渉
査定価格の算出後、債権者との交渉を行います。
交渉の際は、任意売却の方が競売よりも高く売れる点、債権者の回収額も増える点などを説明し、任意売却の許可を得られるよう努めます。
5.売却活動
任意売却の許可を得られたら、売却活動が始まります。
6.内見対応
購入希望者が現れたら、内見の対応を行います。
気持ちよく内見してもらえるよう、部屋の片づけ・整頓をしっかり行いましょう。
7.契約締結・決済
無地に購入の申し出があった場合は、売買契約の締結に移りましょう。
当事者間で価格の合意に至ったら、債権者と再度協議をし、売却価格や配分案、抵当権解除などに対する最終合意を得ましょう。
8.残債処理
任意売却では、ほとんどのケースで残債が発生します。
そのため、残債をどのように処理するかも検討しておきましょう。
□任意売却を成功させるためのポイント
・債権者と保証人の合意をしっかり得る
任意売却は、債権者や連帯保証人がいる場合はその方々の合意を得なければ進められません。
合意を得るために、状況を詳細まで正直に伝え、信頼を得ることが大切です。
任意売却後も残債が残ってしまう場合は、その後の返済についても債権者と相談し返済可能な計画を建てる必要があります。
・売却期間は債権者が決定する
任意売却の売却期間は、債権者の同意を得て進める必要があります。
・売買契約に債権者の合意が必要
任意売却の同意を得たからといって、売買の条件や対応が良くない場合は、売買契約を認めてもらえない可能性もあります。
売買活動中であっても債権者への報告や相談を怠らず、信頼関係を構築しておくことをおすすめします。
□まとめ
任意売却を進めるときには、8つのステップがあることをご説明しました。
それぞれのステップを通して最も大切なことは、債権者の同意をしっかり得ることです。
成功のポイントの1つでもあるように、売却活動期間中であっても信頼関係を構築するために報告や相談を怠らないよう注意しましょう。
岡崎市周辺で任意売却を検討している方は、ぜひ当社にお任せください。
当社はお客様の気持ちに寄り添ったご提案をさせていただきます。