家を売るのにおすすめのタイミングとは?
2023/08/22
家の売却を考えるにあたって、「金額」や「スピード」などで有利に売却を進めたいとお考えの方は多いと思います。
そこで重要になるのが売却タイミングです。
家を売却するタイミングによって、有利・不利があります。
本記事では、家を売るのにおすすめのタイミングと、不利なタイミングについて紹介します。
□家を売るのにおすすめのタイミングは?
家を売るのにおすすめのタイミングを3つのポイントで紹介します。
1.季節
家を売却する際は、2〜3月が売却しやすいと言われています。
その理由は、転勤や子どもの進学先の変化など、新学期が始まるシーズンであり、住み替え需要が高まる時期であるからです。
そして、秋頃にかけて需要は徐々に減少していきます。
そのため、3月以降に家の売却をお考えの方は、来年の2〜3月を視野に入れるという選択も良いでしょう。
2.築年数
家は築年数を経るにつれ、価値は減少していきます。
戸建ての場合は築10年を境に価値が大幅に減少する傾向があるので、高く家を売りたい方は早めの売却をおすすめします。
3.税金
家を売って利益が発生した際は、譲渡所得税という税金が課せられます。
こちらは家の所有期間によって以下のように税率が変化します。
・所有期間が5年以下:39.63%
・所有期間が6年以上:20.315%
家の所有期間が5年を超えるか超えないかで税率に約2倍もの差があることが分かります。
そのため、特に家の売却を急がないのであれば所有期間が5年を超えてから売却するのが良いでしょう。
□家を売るのに不利なタイミングをご紹介!
家を売るのに不利なタイミングは以下の2つです。
1つ目は、相場価格上昇の兆しがあるタイミングです。
一般的に、家の売却額は市場の需給バランスによって決定します。
そのため、相場価格上昇の兆しがあるということは、家の購入者の数が売却者の数を上回っている状態を示しています。
この状況で家を売却することは、将来的に価格がさらに上昇する可能性を逃すという点で不利なタイミングであると言えます。
2つ目は、税制優遇措置が適用されないタイミングです。
例えば、前章でも述べたように、家の所有期間によって税率が変化したり、一定の条件下で優遇されたりといったことが挙げられます。
税制優遇措置が適用されない時期に売却を行うと、結果的に手取り金額が少なくなり、不利益を被る可能性もあるので気を付けましょう。
□まとめ
今回は、家を売るのにおすすめのタイミングと、不利なタイミングについて紹介しました。
季節・築年数・税金の面から自分に適した売却タイミングはいつなのか検討してみると良いでしょう。
家の売却についてお困りのことがあれば、気軽に当社までご連絡ください。